少しだけあなたに思いやり

2020-06-21

もう随分前にペイフォワードという映画がありました。それで見たのだったか忘れましたが、海外にあるペイフォワードのカフェ、自分のコーヒー代ともう一人分のコーヒー代を払って、ホームレスの人に飲ませてほしい。これだけ余分に払うから誰かの食事代に使ってほしい。

ここに来たらコーヒーが飲めるからと嬉しそうに飲んで帰る人。何にも食べてないんだとそこにパンを食べに来た人。

私はそんなお店を見た事がありませんでした。心が温かくなりました。困っている人がいたら、何かしたい。そういう人、意外と多いと思っています。昔、チョボラなんて言う言葉も流行りました。だけど自分がいいと思う事をするのにも勇気がいります。席を譲ってあげたいと思っても、そんな年寄りじゃないって言う人もいるし。好意でしても何か下心あるんじゃないかと思われたり、また逆に自分がしてあげたことで変に気を使わせるんじゃないかとか。あるいは見ず知らずの人に何かすると危険かもしれないとか。

でも、このお店のように普通にできる環境があれば、あれこれ悩まず、即、気持ちよくできます。情けは人の為ならずって言いますが、本当にそう思います。あの時助けて貰ったからと自分が困っている時に助けて貰えたり。そうでなくても、自分が苦しい時にこそ、人が喜んでくれるような事をすると、自分の方が役に立てた喜びや、喜んでもらった笑顔で元気を貰ったり救われたりします。人は誰かに喜んでもらうとしあわせを感じるようにプログラムされているなんて聞きます笑。

ペイフォワードというのはpey it forward、先に払うという意味ですが、誰かにしてもらった親切や優しさを他の誰かに渡して繋いでいくっていうことです。思いやりのリレーみたいな感じかな。親切を頂いた人ばかりでなく、別の誰か、もっと必要としている人に渡していければ、今より少しだけ素敵な世の中になりそうに思います。

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