身の丈でいいよね

2020-06-14

暑い、とうとうクーラー始動。夏になってきました。私の子供の頃、夏休みには、夏休みの学習帳という1冊の冊子で、宿題がワークブック形式に載っているものが配られました。国算理社はなんとか、頭を悩ましていたのは、図画工作です。ほぼ専業主婦っていう時代にうちの母はしっかり仕事をしていました。

今のように、学童なんてなかったので、学校から家に帰るとランドセルほっぽって、日が暮れるまで遊ぶ生活。遊び疲れて居眠りしながら宿題、いや、寝てしまったーってことも多々。夜中に目が覚めて宿題をした事もありました。高学年になると宿題を忘れたペナルティとして、漢字1000字とか、忘れ物をしても漢字1000字。よく、書いてました💦今考えると、私偉かったな笑

そんな親子なので、母に手伝ってもらうという頭もなく、夏休み終わる前になってやっと、どうしようーと小さな胸を痛めていました。2年生の宿題、いらない容器を使って何か作りましょう。今と違って物がない時代、広告の裏をメモにしたり、包装紙や空き瓶、お菓子の箱など、使えそうなものは捨てずに置いてありました。空き瓶が二つあったのでそれに、家にあったハギレを洋服に見立てのりで貼り付け、蓋のところに顔を描き、毛糸で髪らしく貼り付けただけの、まあ本当につたない作品です。

後ろの棚に作品は並べられるのですが、幸いな事に名前は見えないところに書いてあったのか、誰が作ったかはわかりませんでした。ヤクルトの容器をたくさん使った観覧車とか、工夫を凝らした立派な作品が並ぶ中、ひとつだけ何これって感じで違った光を放っていました。ただただ、自分が作ったとばれずに早く回収されることを願っていました。

名前も忘れましたがある女の子が、とっても気に入ってるのがあると言って私を後ろへ連れて行きました。なんと、自分が作った小さな瓶を指差しました。驚きでした。自分が作ったとも言えず、その後何を話したのかも覚えていません。人がどう感じるかなんてわからないものです。ダメだって思っているところがいいところだったり。その人なりに一生懸命したことには、伝わるものがあるのかなと思います。



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